好きすぎ
「カフカの生涯」がそろそろ読み終わる。
けっこう分厚い本だったとはいえ、
タイトルの通り最後は死んでしまうので読み終わりたくない気持ちもあって、
少しずつ読んでいた。
カフカは手紙魔で、付き合った人に熱のこもった手紙を送って、
相手からの手紙も要求して、1日に何度も書いて、それが頻繁過ぎて前後して届いたりしていたらしい。
この手紙が凄く読みごたえがある。
フェリーツェという恋人とは2度婚約して2度破棄した間で、
その後別の人と結婚しても手紙を捨てず残していた。
ミレナという恋人(人妻)もまたカフカとは結ばれなかったのに手紙を捨てず残していた。
なのに、カフカは別れたら捨ててたらしい。
でもその気持ちもわかる・・・
今更だけど、カフカが好きすぎる・・・
by hainen | 2019-09-21 21:53 | 日記