巡る日々
ユウマにすっかり手が掛からなくなったので、
改めて自分は何が好きなのか見つめなおす日々。
で、まずはカフカの審判を読み返してて、
こんな終わり方だったっけ?って思って、
これ他のもきっと忘れてるだろうと。
夜中に目が覚めて、寝つけなくて、昔何が好きだったっけとか考えてて、
結局いつもあの作家とかあっちの作家とか好きだったなってことになる。
昨日は常盤新平のことを考えてて、そもそもなんで常盤新平?って記憶を辿って、
ホットドッグプレスに連載されてたエッセイを読んだのがきっかけだった。
ホットドッグプレスって恋愛マニュアル本みたいな感じだったけど、あそこに載ってたエッセイは結構楽しみだった。
それをきっかけに村上龍とか永倉万治とか北方謙三とか読んだんだ。
その中でも特に常盤新平からはアーウィン・ショーを教えてもらったっていう、恩に近いものを感じていて、
自分にとっては10代の一時が色濃くアーウィン・ショーで染まっている。
なんか読んだ時の空気感まで記憶にあって、そうそうこれ読んだとき暑かったんだ、みたいな。
そういうのを押し付けるわけじゃないんだけど、
ユウマにそれとなく聞いてみても全然ないみたい(苦笑)
成長するにつれ、俺と性格が全然違うのが、
俺に似たら生きづらいだろうなあと思うと、正直ほっとする。
by hainen | 2019-05-10 23:11 | 日記